プレス機とはどんなもの?どんなときに使うの?

プレス機と聞くとなんとなくどういうものかはわかるかもしれませんが、それでも詳しく答えられる方はそう多いものではないです。そんなプレス機について詳しくご説明および特徴やどんなところで稼働しているかなどをご紹介いたします。

プレス機とは一体どういうもの?

プレス機

プレス機とは薄い板金素材を上下から圧力を加えて、そこに装着した金型の形状に変型させるための機械です。
高圧力でのプレスは板金素材を金型の形状に簡単に変型させることができ、また一回の加工で変型させられるため利便性も生産性も高いものとなっており、多くの工場で利用されているものとなっています。
同じ板金加工を沢山行いたい、そんなときにも寸分違わず同じものを成型可能となっているのでシビアな板金加工も簡単に量産可能、そのため多くの工場でこのプレス機は活用されています。
プレスという作業は単純なものではありますが、けして人力だけではできない作業でもあります。
そのためこうした専用のプレス機は必須となっており、板金加工だけではなく圧入、曲げ、カシメ、打ち抜き、刻印などさまざまな加工に使われています。
こうしたプレス作業は人力でする場合かなりの負担で、物によっては不可能なもの、それをより効率的に生産性を高めるためにも開発されたのが各種プレス機となっています。
またさまざまな形や大きさもあるので大きな板金加工は勿論ですが細かい作業の為に作られたものもあり、形状は多数、そのため多くの生産現場にプレス機は設置されています。
板金工場だけではなくアパレルの現場などでも必要とされていたり、ジャンルを選ばない使用率となっています。
また一定の品質を維持するためにもロードセルつきプレス機も開発されており、同じ圧でプレスするためにも活用されています。
より繊細なプレス作業をサポートするものとなっており、ロードセル付きでコンピューター制御されているプレス機は更に加工の可能性を広げています。
そして圧倒的なパワーを誇るものもあり、主にそれらは自動車業界にて活用されています。
自動車は細かい加工をされているものが多いですが、それは全て手作業というわけではもちろんないです。
金型をしっかりと作り上げてそれでプレス機にかける、これにより生産効率を上げているものとなっています。
またプレス機は自動生産ラインに組み込みも可能となっており、それにより自動供給、自動取り出しと言った一連の流れが組めるようになっています。
また以前までは安全性の問題や生産性の問題があまりよくなかったプレス機もありましたが、いまはその問題を解決しより生産性を上げたプレス機も開発されています。
製造の現場ではなくてはならないものとなっており、昨今の製造現場の作業効率をあげています。
昔はプレス作業も手作業で行わざるを得ませんでしたし、プレスできないような素材も手作業でなんとか形をかえていましたが、人力プレス機が生まれて油圧プレス機が生まれ、いまでは機械式プレス機が主流となっています。
単純な作業ではありますが、うまく機能するものを開発するにはかなり工夫が必要だったこれらプレス機、しかし機械式プレス機が生まれて以降も更に開発され、今ではプレスの圧力も簡単に調整可能、全自動の生産ラインに組み込めるものとなっています。
繊細な作業も自動で出来る生産ラインが組めているので、量産すべきパーツや商品も、昨今では簡単に機械で生産が可能です。
また機械形状の種類もあるので、プレスする材質によってそれらのプレス機を使いわけているところもあります。
プレス方法も異なるので、さまざまな材質が加工可能となっています。

プレス機にはどんな種類があるのか

プレス機

プレス機もただ単純にプレスするだけのものというわけではなく、それぞれ分類がありそれで分けられています。
動力も異なりますし、また形状が違うものもありますので導入の際はそれらを見比べながら行うのをおすすめいたします。
まず作動方式に違いもあり、機械式プレス、液圧式プレスがあります。
機械式はモーターの回転運動をクランク機構などを用いて往復運動、スライドを動かす仕組みとなっています。
次に液圧式プレス機、これは液体に圧力をかけてスライドを動かすものとなっています。
液圧と言いますが殆どのものが油で動いていますので、液圧ではなく油圧と呼ばれていることも多いです。
いまこの二つが使われていることが多いですが、以前油圧式の場合油が漏れてしまうなどの事故があったため、安全性の面で見直しが必要、そして機械式が出たことにより現在では油圧式はあまり使われていないです。
更に以前では人力プレス機械などもありましたが現在ではもう使われていないものとなっています。
いまは機械式が多く、C型、門型などの形状違いのものも多数用意されているのでその中から自社工場の作業に必要なものを導入しています。
またこれらプレス機は自動生産ラインにも十分組み込めるものなので、機械式プレスは量産の現場で多く活躍しています。
更に繊細なプレスが必要なところではロードセルの導入により微調整などもコンピュータを通して可能、また圧力がそのまま目視でき全部に均等な圧力をかけられるロードセル付きプレス機もあるのでそれを導入しているところもあります。
プレス機は非常に単純な作業工程の一つかもしれませんが、無いと作業自体に支障がでるものです。
生産の現場で効率と生産性を上げる、その為には無くてはならないものとなっています。

プレス機を導入することで起こるメリット

プレス機

板金加工に欠かせないプレス機、プレス機械に装着した金型を上下させて圧力を加える、それで金属を変型させる機械となっています。
動力源、機械形状によって異なる種類も多く、さまざまなものが開発、導入されています。
このプレス機は導入することで起こるメリットは大量に安価に、短時間で製品が量産できるという点にあります。
同じ形に成型するというのはそのまま手作業で行うのは難しく、また必ずバラつきが出てしまうものです。
同じような仕組みとしてあるのがハンコ、同じ型を使ってインクをポンポン押していくだけ、署名のように一つ一つ書いていくのではなくただただ押していくだけで全く同じ文字がどんどん紙に押されていきます。
プレス機も出来ることは同じで、ハンコの役割を果たす金型、これをどんどん押し付けていくことにより同じ形に板金を曲げていく、それだけの仕組みとなっています。
もちろん曲げるものの大きさ、材質などでプレス機の種類を変えたりの工夫は大切になりますが、ハンコのような単純作業をコンピュータ下で全自動ラインに組み込み更に効率化をはかって生産性を高める、そんな便利な機械となっています。
たくさんの種類がありますのでどれがどういう風に使われるものなのか、など素人目で見ると理解が及ばない部分もありますが、動力や形状は違えどいずれも圧すという作業で同じものを生産する、というのがプレス機の役割です。
同じものを単純作業で成型していく、それを機械化するだけで生産効率は飛躍的にあがるものとなっています。
自動車工業などの現場でも特に導入されているプレス機、ほかにも別分野の工場や町工場、また中には人力のコンパクトサイズとなって家庭にも、さまざまな生産の現場にて導入され、生産作業の助けとなっています。